金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2013年2月23日

女性医師の生き方セミナー(ver.2)

 第3回女性医師の生き方セミナーの御案内(ver.2)です。

女性2
女性3
 

 

<リンク>

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ
研修医・入局者募集

参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:20 | 女性医師(当科)からのメッセージ

2013年2月9日

女性医師の生き方セミナー

第3回女性医師の生き方セミナーの御案内です。

女性

 

<リンク>

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ
研修医・入局者募集

参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:10 | 女性医師(当科)からのメッセージ

2010年10月28日

女性医師の生き方セミナー:金沢大学附属病院


女性医師の生き方セミナー(金沢大学附属病院)のご案内


日 時:平成22年11月14日(日)13:30〜15:00
場 所:附属病院外来診療棟4階 宝ホール



プログラム:

第1部 講演会
結婚,出産,子育てを経て現在もご活躍されている先輩女医の方々の,今日までの道のりやその歩み方をお聞きになってみませんか。

<講師>
金沢市福祉健康局こども福祉課長(小児科医) 越 田 理 恵  先生
金沢赤十字病院 眼科部長          内 山 佳 代  先生
金沢市立病院 外科医長           大 竹 由美子  先生
石川県立中央病院 神経内科診療部医長    松 本 泰 子  先生


第2部 パネルディスカッション
先輩女医の方々や附属病院女性医師メンターに何でも聞いてみよう。

参加対象:医学類(医学部)学生,研修医,医師,その他金沢大学教職員

参加申込:
会場,託児所の準備のため,10月28日(木)までにお申し込み願います。
また,託児所をご利用の場合は,お子様のお名前,年齢,アレルギーの有無をお知らせ願います。
(託児所のご利用は,生後6カ月以上のお子様に限ります。なお,保育スペースの都合により先着15人までとさせていただきます。)

主 催:金沢大学附属病院女性医師メンター
森下英理子(血液内科)、東馬智子(小児科)、八木清香(耳鼻咽喉科・頭頸部外科)、
小室明子(麻酔科蘇生科)


共 催:金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリー

問合せ・申込み先:附属病院総務課(担当:村田)
電話265-2092, FAX 234-4320
E-mail yasushi@adm.kanazawa-u.ac.jp




<メッセージ>

上記のごとく、女性医師の生き方セミナーを開催します。
たった1時間半と負担のない短時間にし、託児所も併設いたします。

山あり谷ありの女医人生を送ってこられた4人の先輩方ですので、何かしら、皆様の参考になるようなお話あるいは、講演会の後の懇談会で、提供して下さるのではと期待しております。

皆様には万難を排して出席して頂けると主催者側としては、大変嬉しいです。何卒、よろしくお願いいたします。


関連記事:

第5回 血液呼吸器内科茶話会(旧:ケーキの会)

金沢大学血液内科・呼吸器内科(第三内科)女医会

第4回医学部女子学生茶話会(ケーキ会):金沢大学第三内科

仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)

女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い

 

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:29 | 女性医師(当科)からのメッセージ

2010年6月30日

金沢大学 血液・呼吸器内科(旧三内)女性医師からのメッセージ

第6回  血液・呼吸器内科(旧第三内科)茶話会のご案内

 

対象:医学部 4〜6年生(男性もOK)

日時:7月1日(木)17時から(1時間程度)

場所:第三内科医局

連絡先:杉森尚美まで(TEL:076-265-2276)email: info@3nai.jp


 
茶話会4

● 女性医師ってどんな風に働いてるの?

● 結婚や出産した後に仕事なんてやっていけるの?

● 仕事と家庭の両立ってできるの?


医師を目指す女性なら誰もが抱く不安。
それなのに、誰もアドバイスなんかしてくれませんでした・・・。

でも、今は違います! 


女性医師がぐっと増えた、金沢大学 血液・呼吸器内科では、いろんな試みにチャレンジしながら、この不安に応えようとがんばっています。


それでもまだまだ発展途上。

これから医師になる皆さんのアイデアで、今後もどんどん改善していきましょう!

女性医師の仕事の仕方や余暇の過ごし方、今後のこと・・・などなど、
ケーキを食べながら気軽にお話ししてみませんか?


連絡先:杉森尚美まで
TEL:076-265-2276
email: info@3nai.jp

第5回 血液呼吸器内科茶話会(旧:ケーキの会) ← クリック(
第5回目の様子をご覧いただけます

 

関連記事:
金沢大学血液内科・呼吸器内科(第三内科)女医会
第4回医学部女子学生茶話会(ケーキ会):金沢大学第三内科
仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)
女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い

 

 

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:19 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2010年3月29日

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(当科の女性医師)(4)


金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(子育て中の女医)(3)より続く



関連記事:

金沢大学血液内科・呼吸器内科(第三内科)女医会
第4回医学部女子学生茶話会(ケーキ会):金沢大学第三内科
仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)
女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い

 
茶話会4



ある先生は、

“女医さん一人が医者になるためにどれだけお金がかかっているか、特に国立大学卒業の先生は国からどれほどの税金が自分に掛けられているか、それを考えてください。

それを考えると、細々とでもいいから医者をやめずに続けていってほしいと思います。

また、悲しい現状ですが、現在の医師不足は女医が増えたからだと思っている医師が半数以上いる(全国的な話です)現実を考えると、その結果としてあってはなりませんが、女子医学生の定員が減らされる時がくるかもしれない、でもそうではなくて、女性医師の考え方、医局、職場の体制を変えていかねばならない、そしてそれはまだまだ発展途上で、それを変えていくのは若い女性医師たちであり、あなたたちなのです。”

とおっしゃっていました。



まさにその通りだと思います。

金沢大学 血液・呼吸器内科はいち早くそのスタートをきっているのではないかと思いますが、次に必要なのは一緒に色んな意味で向上していける仲間を増やすことなのではないかと思います。


以上、たくさん書きましたがこの金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会を通じて、少しでも女性医師の働き方の理解が深まったらいいなぁと思っています。

そしてあくまでこれは勧誘ではありません(その結果、血液・呼吸器内科に入っていただけたら私達は非常にうれしいのですが)ので、これからもたくさんの学生さんに参加していただけたら少しでも私達のことを理解していただけるのではないかと思います。


最後に、会を企画運営してくださっている杉森先生、ありがとうございました。

また、いつもは不定期に開催されていて突然の案内になってしまったことを反省し、今後は年2回の開催(7月、12月ころ)に茶話会を開催することとし、日時が決定したらなるべく早くにお知らせすることにします。

以上、茶話会の報告でした。

(呼吸器内科 早稲田)

 

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播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:37 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2010年3月24日

金沢大学血液・呼吸器内科:女性医師からのメッセージ (目次)

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会 (インデックス)

1)ケーキの会

2)当科の女性医師

3)子育て中の女医

4)当科の女性医師

 



関連記事:

金沢大学血液内科・呼吸器内科(第三内科)女医会
第4回医学部女子学生茶話会(ケーキ会):金沢大学第三内科
仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)
女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い

 
 
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播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:03 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2010年3月22日

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(子育て中の女医)(3)


金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(当科の女性医師)(2)より続く



関連記事:

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第4回医学部女子学生茶話会(ケーキ会):金沢大学第三内科
仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)
女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い

 
茶話会3

私達がハッとさせられた質問に、“いつになったら出産前と同じだけの働き方をすることができますか?”というものがありました。

いつでしょう…これはかなり重要な質問だと思います。今の金沢大学 血液・呼吸器内科は数年前に比べたらはるかに子育て中の女医にとっては両立のできる状況にあります。

ただし、家に子どもを残していますので、どれだけ家族がいようとも出産前のように夜中に呼ばれて子どもを置いて出てくるわけにはいきません(目が覚めた時やはりママが横にいなかったら子どもは悲しみまますよね)。

そういう意味では、今のシステムでは子どもが大学に行き県外に出るまでは、出産前の働きにもどることはできない、ということになります。

ただし、ここで発想の転換が必要かと思います。

当然、子育て中の女医さんが増えると、男性医師と子育てしていない女医さんに大きな負担がかかります。忙しくてその負担が大きくなると当然職場内で亀裂が生まれます。

幸い今の血液呼吸器内科にはそのどちらの立場も経験している女医が多くなってきました。

私達は夜間対応をはじめ、時間外に仕事を負担していただいている医師に日ごろからとても感謝しており、それだからこそ自分たちの勤務できる時間内は一生懸命働くことによって、出産後は産前より明らかに時間内にこなせる仕事量は増えたというのが共通する意見です。

ただし、それでもやはり夜間、休日は免除されています。この部分がこれからの課題なのだと思います。

子育て中の女医に限らず、男性医師、子育てしていない女医も時間内勤務を行い、夜間、休日は完全に当番制となれば、その中に子育て中の女医も入れますから、システムが変われば子育て中の女医も常勤医師と同じだけの仕事量をこなしていることになりますので、その質問に対する答えとしてはそのシステムが完成するとき、になるのでしょうか?

そのためには、すべての医師の理解と協力が必要だと思います。

また、何より大事なのは、学問の興味も大切ですが、この考え方にご理解を示してくださる先生が一人でも増えることかと考えています。

ある先生は。。。。


(続く)

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(当科の女性医師)(4)

 

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播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 04:39 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2010年3月21日

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(当科の女性医師)(2)

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(旧:ケーキの会)(1)より続く


関連記事:

金沢大学血液内科・呼吸器内科(第三内科)女医会
第4回医学部女子学生茶話会(ケーキ会):金沢大学第三内科
仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)
女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い

茶話会2


金沢大学 血液・呼吸器内科は今年度は大学内に女医が15名(血液内科7名、呼吸器内科8名;内訳は保健学科准教授1名、医員7名、大学院生5名(うち産休中1名、もうすぐ産休1名)、診療支援2名)おり、そのうち11名が子育て中です。

それぞれ家庭事情や仕事における立場、与えられた仕事の質や量が異なるため、誰一人として同じ環境の人はいません。

よくママさんはママさんどうし、みんなまとめて…とか、○○先生もやってるから出来るよ、とか、ママさんでも大丈夫!と気軽に言われることがありますが(一般的な話です)、ここで言いたいのはママさんだからと同じ型にはめられると、必ず医局にかたよりが出てくると思います。


当科では働き方もそれぞれ違います。病棟を中心に働いている先生もいれば、外来を中心に働いている先生もいる、また診療支援として外来や検査をしてくださる先生もいる、日当直を免除されている先生もいれば、日直だけ、当直だけ…と、その先生のライフスタイルに合わせて微調整(これは、決める側としては非常に大変なことだと思いますし、迷惑をかけていると思いますので感謝しております)していただいてます。


また、家庭のために仕事を妥協して科を選ぶかどうか…という話にもなりましたが、当科の女性医師はすべて妥協しなかった(したくなかった)結果今ここにいるのだと思います。実際は血液・呼吸器内科は悪性疾患を扱っていることもあり重症患者が多く、内科の中でも大変な科に入るのではないかと思いますが、それでも皆が声をそろえて、“自分がやりたかったからやっている、どれだけ大変でも好きだから続けられている。雰囲気が良かったから入局し た”と言っていました。


さらに、休日の時間の過ごし方を聞かれましたが、これも皆オンオフは(かなり)はっきりしているようで、休日は自分の時間を作る先生(習い事をしているなど)や、家族とベッタリ過ごす先生(特に家族で外出したり、スポーツしたりしている人が多かったです)がほとんどでした。

“産後に医者を続けていくためには、ダンナ教育が大事です!”と力説される先生もいました。



多かれ少なかれ、ダンナ様の協力、可能であれば家族の協力がないと続けられない、というのは現時点での共通する意見です。


中には、ダンナ様がいつ帰ってくるのかも分からないし…という女医さんもいましたが、そういう忙しいダンナ様でも奥さんの仕事に理解を示してくださっているだけでも大きな協力なのではないかと思います。

私達がハッとさせられた質問に。。。。


(続く)

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(子育て中の女医)(3)

 

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 02:48 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2010年3月20日

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(旧:ケーキの会)(1)

3月10日(水)夕方より、第5回 血液呼吸器内科茶話会(旧:ケーキの会)が血液呼吸器内科医局にて開催されました。


関連記事:

金沢大学血液内科・呼吸器内科(第三内科)女医会
第4回医学部女子学生茶話会(ケーキ会):金沢大学第三内科
仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)
女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い

茶話会1


金沢大学血液呼吸器内科は以前から女医の比率が圧倒的に多く、結婚、出産と仕事の両立という問題をかかえながら働いている人がたくさんいます。

医局側もそういう女医の人数が多いがゆえ、何とかして仕事と家庭を両立する、その中で専門医や学位の取得、学会発表、論文作成なども行っていける、しかも女医だけではなく医局全体に利益となるようなよりよいシステムづくりに力を注いでいます。そしてそれは年々良いものになっている…と、内部にいる私達は感じています。

そして、その一環として2年ほど前から血液呼吸器内科の女医さんの生の声を聞きたい!という学生からの要望もありケーキの会として年に2回ほど不定期に開催されるようになりました。




今回は、今年度中に…ということもあり、急ではありましたが杉森先生を通じて女子学生に連絡させていただいたところ、みなさまの熱いお返事があり今回の開催の運びとなりました。


今回はMAPLEHOUSEのケーキをたくさん用意しました。


また、茶話会の名にふさわしく、コーヒー、紅茶に加え、大変香りのよいロンネフェルト社のノンカフェインのルイボスティー入りハーブティ(ベストバランス)も用意しました。


医学部4年生〜6年生の女子学生に声をかけたのですが、残念ながら国家試験直後という時期もあって6年生は参加できませんでした。

それでも4年生4人、5年生10人の女医の卵が参加してくださり、殺風景な医局も一気に華やかになりました。もちろん(?)、その華には血液呼吸器内科の女医一同も混じっています。

最初にセルフサービスで好きなケーキとお茶を選んでいただき、杉森先生のあいさつのあと、個別に女医と数人の学生さんとでお話ししました。そのあと、学生さんの自己紹介ならびに1問1答コーナーを設けました。


やはり、カリキュラムのマイナーチェンジに伴い、もう進路の方向性を出さないといけない5年生はかなり現実的な相談が多かったように思います。そして、その話を聞いていた4年生は漠然とした印象からいよいよ本格的なものに変わっていったようでした。


その中で、仕事を一生懸命したいけど、年頃の女性ですからやはり結婚もしたいし、子供も欲しい!

そんな中で続けていける仕事を選ぶにはどうすればいいのか…という女性ならではの悩みがたくさん聞けました。

同じことを自分たちも学生の間に思って悩んでいたのを思い出し懐かしく思いました。

金沢大学 血液・呼吸器内科は、今年度は大学内に女医が。。。。。

(続く)

金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(当科の女性医師)(2)

 

【リンク】

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研修医・入局者募集

播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)

血液凝固検査入門(図解シリーズ)


投稿者:血液内科・呼吸器内科at 02:04 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2009年3月16日

金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリー(リンクのお知らせ)

金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリー 」様をリンクさせていただきました(右サイドリンク集の一番上です)。

プロジェクト概要には、以下のように書かれていました。

金沢大学では、平成20年度から科学技術学術振興調整費「 女性研究者支援モデル育成 」に採択され 「やる気に応えます 金沢大学女性研究者支援」 プロジェクトを進めております。     女性が積極的に研究を継続し、成果を挙げて実力を発揮できるように、また次世代女性研究者を魅了し、真の男女共同参画が可能となるように、研究環境・制度の整備、及び、啓発・広報活動を行います。女性研究者支援のキャリアデザインラボラトリーを中心に、計画に取り組むことにより、男女共同参画社会の実現をめざします。


詳細につきましては、上記サイトを訪問いただければと思います。

金沢大学で、このような取り組みが熱心になされていることを大変嬉しく思いました。



【以下は当科ブログで掲載中の関連記事です】

● 女性医師の時代の足音が聞こえますか (6回シリーズ) 

1. 金沢大学血液内科・呼吸器内科 女医会

2. 女性医師の役割

3. 女性医師問題・バンク

4. 医師不足の解消へ

5. 医師不足と業務のあり方

6. 女性医師と多様な働き方

 

● 子育て女性医師に対する取り組み(5回シリーズ)


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女性医師からのメッセージ(カテゴリー) 

金沢大学 血液内科・呼吸器内科HPへ

研修医の広場金沢大学第三内科 当科での研修の様子をご覧いただけます。


投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:52 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2009年3月3日

金沢大学血液内科・呼吸器内科(第三内科)女医会

 

女医会1


さる、平成21年2月27日(金)に、伝統ある『金沢大学三内科女医会』が片町界隈のPartir(パルティール)にて開かれました。


女医会3

 今年は昭和50年卒の伊藤恵子先生が参加され、また学生さん(5年生)も2名加わり、とてもにぎやかな会となりました。

 女医会2

自己紹介をしつつ、諸先輩方と若手が入り交じり、あちこちで話に花が咲いていました。

女医会4

第三内科の女性医師の歴史を感じるとともに、先輩方が自分たちの経験を生かして次の世代の若い女性医師のために、という熱意が伝わってきました。

女医会5


女医会6*




次の機会には、今回参加できなかった先生方および学生さんもぜひ参加してくださいね。

 



【以下は当科ブログで掲載中の関連記事です】

子育て女性医師に対する取り組み(5回シリーズ)

女性医師の時代の足音が聞こえますか (6回シリーズ)

1. 金沢大学血液内科・呼吸器内科 女医会

2. 女性医師の役割

3. 女性医師問題・バンク

4. 医師不足の解消へ

5. 医師不足と業務のあり方

6. 女性医師と多様な働き方


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研修医の広場金沢大学第三内科 当科での研修の様子をご覧いただけます。


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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 07:33 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)

2009年2月11日

女性医師就業継続支援事業(石川県)

本日、以下のような案内をいただきました。石川県としても、女性医師就業継続支援を行うべく努力されているようです。

女性医師の多い、私達の金沢大学 血液内科・呼吸器内科としても、この「支援事業」を支援するために、ブログ記事にしておきたいと思います。



女性医師就業継続支援事業


石川県では、結婚出産育児など家庭の事情で離職し、しばらく仕事をされていない女性医師で再就業を希望される方のための相談窓口を設置しました。

◇ ブランクがあるので勤務できるか不安
◇ 院内保育所のある病院に勤務したい
◇ 復帰前にトレーニングをうけたい

     などの相談・お問い合わせをお受けします。

◇ 今は仕事を続けているが、育児で大変
◇ こういう改善ができたらよいのに

という女性医師の方についてもご相談・ご意見をお寄せください。



<相談窓口・お問い合わせ先>

石川県健康福祉部医療対策課内
石川県地域医療サポートセンター   
電話:076-225-1449(直通)
FAX:076-225-1434
Eメール:iryoujin@pref.ishikawa.lg.jp


<ホームページでも各種情報提供しています>


石川県地域医療サポートセンターのホームページ内「女性医師就業継続支援事業」をご覧ください

石川県地域医療サポートセンターのアドレスは下記のとおりです
http://www.pref.ishikawa.jp/iryou/support/center.html

 

【以下は当科ブログで掲載中の関連記事です】

子育て女性医師に対する取り組み(5回シリーズ)

女性医師の時代の足音が聞こえますか

1. 金沢大学血液内科・呼吸器内科 女医会

2. 女性医師の役割

3. 女性医師問題・バンク

4. 医師不足の解消へ

5. 医師不足と業務のあり方

6. 女性医師と多様な働き方


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2009年1月25日

女性医師の時代の足音が聞こえますか(検索順位)

女性医師の時代


金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ(血液・呼吸器内科のお役立ち情報)で、先日まで「女性医師の時代の足音が聞こえますか」をシリーズで掲載させていただきました。このシリーズ記事は大変示唆に富む優れた内容になっています。是非、多くの皆様にご覧いただきたいと思っています。

試しにGoogleで、「女性医師の時代」を検索しました。このキーワードは頻用されるようで、約596,000件もヒットしました。その中で、私たちのブログ記事は、1&2位に検索されました。

女性医師の時代の足音が聞こえますか」は、多くの皆様にご覧いやだけるのではないかと期待しているところです。


(補足)
子育て女性医師に対する取り組み(金沢大学 血液内科・呼吸器内科)では、当科の取り組み状況をご覧いただけます。


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2009年1月21日

女性医師の時代の足音が聞こえますか

上記(タイトル)のシリーズが完結しましたので、インデックスページを作っておきたいと思います。

石川県予防医学協会理事(予防医学クリニック院長 )の、魚谷知佳先生の執筆です。大変示唆に富む素晴らしい原稿ですので、是非とも多くの皆さんに読んでいただければと思います。


女性医師の時代の足音が聞こえますか

1. 金沢大学血液内科・呼吸器内科 女医会

2. 女性医師の役割

3. 女性医師問題・バンク

4. 医師不足の解消へ

5. 医師不足と業務のあり方

6. 女性医師と多様な働き方


(関連記事)

子育て女性医師に対する取り組み(5回シリーズ)  クリック


 

 

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2009年1月20日

女性医師と多様な働き方:女性医師の時代の足音(6)

 
シリーズ『女性医師の時代の足音が聞こえますか』の6回目の記事です。

1回目からご覧いただきますと記事がつながっていますので、よろしくお願いいたします。

 

女性医師の時代の足音が聞こえますか  (1) (2) (3) (4) (5) (6) ← 数字をクリック

女性医師の時代の足音が聞こえますか (6)

 最後に、このような女性医師への対策は今後早急に必要なことでありますし、また大変有難いことだと思います。

女性医師が増えるに伴ってますます様々な考え方を持った医師が増えるわけで、結婚や子供も望まず仕事一筋にやりたい人もいれば、仕事も大事だが育児に十分な時間をかえたいと願う人もいるでしょう。




 多様な働き方が選べて最終的に医師という職業を放棄せず、医師同士が男女を問わず協力して働ける社会になって欲しいものです。




一人一人が仕事に対する自覚と責任を持って、自ら声を出して動いていかなければならないと思います。

我が医局の「女医会」も、もしかしたらこれから少しずつ変わっていくのかもしれません。

 


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2009年1月19日

医師不足と業務のあり方:女性医師の時代の足音(5)

 
シリーズ『女性医師の時代の足音が聞こえますか』の5回目の記事です。

1回目からご覧いただきますと記事がつながっていますので、よろしくお願いいたします。

 

女性医師の時代の足音が聞こえますか  (1) (2) (3) (4) (5) (6) ← 数字をクリック

女性医師の時代の足音が聞こえますか (5)

ここで思うのは、女性医師の問題を女性医師だけの対策で解決できるかという疑問です。

昔の(?)理想の医師像は、自分のことを投げ打っても患者に寄り添う高潔な姿です。

当直明けもそのまま勤務し、夜や休日も呼び出されるのが当たり前のように思っていました。しかし、「医師」も一つに職業であることに変わりありません。もっと個人の希望する生活様式に合った勤務形態を望む気持が、最近の若い医師の診療科選びなどに現れているのではないでしょうか。

「最近の若い奴等は・・・」と嘆く代わりに、




そろそろ医療界全体が男女問わず医師の仕事のあり方などを考える時期に来ているのかもしれません。



そのような取組みも始めていかなければ、女性医師問題だけでなく診療科や地方における医師不足や偏在は解決していかないのではと思います。


(続く)

 


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2009年1月18日

医師不足の解消へ:女性医師の時代の足音(4)

 
シリーズ『女性医師の時代の足音が聞こえますか』の4回目の記事です。

1回目からご覧いただきますと記事がつながっていますので、よろしくお願いいたします。

 

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女性医師の時代の足音が聞こえますか (4)

このような取組みはまだ始まったばかりだという印象ですが、実際に各地域や医療機関で具体的な対策に動きだしているところもあります。

たとえば大阪厚生年金病院の院長は、前任の岡山大学小児科の教授時代から、女性医師に育児と仕事を両立をしてもらわなければ医師不足に陥ってしまう現実を経験されておられました。

小児科は皮膚科、眼科についで女性医師の割合が既に3割を超える診療科であるからです。そのため育児環境の整備に力を入れ、職員駐車場を育児中の職員優先にしたり、病棟を使用して院内に病児保育所を設置しました。

保育所はあっても病児保育を行う施設はまだ少なく、これが女性が安心して働けない大きな原因になっているからです。

これは女性医師だけでなく看護師にも恩恵が深く、この病院には勤務希望者が多く看護師・医師不足に陥らずに済んだそうです。

また医師には研修医やフェローなどが案外多く、正職員と全く同じ仕事をこなしていても臨時雇用の扱いをされることが多いものですが、この病院では正職員だけでなく臨時職員にも、また女性だけでなく男性にも産前産後の有休休暇を取れるよう勤務制度を整備したそうです。

これらに対して当初は女性医師を優遇しすぎるのではという意見もあったそうですが、



女性医師が十分な労働力を提供できる体制を整備する結果として、最終的には男性医師への負担が減ることを必ず実感してもらえる



と病院長は述べておいでました。


(続く)

 


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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:52 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年1月17日

女性医師問題・バンク:女性医師の時代の足音(3)

 
シリーズ『女性医師の時代の足音が聞こえますか』の3回目の記事です。

以前の記事を未だ読んでおられない場合には、1回目からご覧いただきますと、記事がつながっています。

 

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女性医師の時代の足音が聞こえますか (3)

このような問題を女性医師だけでなく医療界全体の問題として捉え、厚生労働省日本医師会女性医師問題に対する対策活動を開始しています。

厚生労働省と 日本医師会が今年度(執筆当時:以下同様)、離職した女性医師の再就職を支援するため「女性医師バンク」を設立し、大阪と東京の2箇所を拠点に全国の女性医師の職業斡旋を行うと しています。

あわせて再就職を希望する女性医師には再教育を受ける制度が必要だと思われますが、具体的なことは現在検討中ということです。

また日本医師会 では平成16年に女性医師懇談会を設立し、さまざまな観点から女性医師問題の検討が始まっています。

各都道府県医師会にも積極的な活動を働きかけており、 現在のところ12都道府県医師会に女性医師問題を検討する部会や委員会が設立され今後も増える見通しです。

北陸では富山県が既に委員会を発足していました が、今年度石川県医師会、また金沢医師会にも新たな委員会が設立されました。


女性医師を多く抱えるわが医局から私を含む4名が委員になっています。



(続く)

 


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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:53 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年1月16日

女性医師の役割:女性医師の時代の足音(2)

シリーズ『女性医師の時代の足音が聞こえますか』の2回目の記事です。

もし、1回目の記事を未読の場合には、1回目からご覧いただきますと、記事がつながっています。

 

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女性医師の時代の足音が聞こえますか(2)


世界的に見ても近年の女性医師の急増は著しく、2004年の厚生労働省の調査では、全医師数に占める女性医師の割合はポーランドの54.2%(執筆当時の統計:以下同じ)をトップに、フィンランドやポルトガルでは40-50%、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどでは35%以上、アメリカでは21.8%となっています。

わが国の現在の女性医師の割合は16.7%に留まっていますが、医師国家試験合格者における女性の割合が30%を越してから久しく、今後近い将来に新卒医師の約半数を女性医師が占め、いずれ欧米並みに女性医師が増えると予測されています。



また単に医師数だけでなく、2050年頃には医師の若い年代層を女性医師が占め、高齢者層を男性医師が占めるとも予測されており、女性医師がこれからの医療の大きな担い手になるのは間違いないでしょう。



しかし現在のところわが国では、免許取得後10年間に女性医師の就業率は急速に減少し、2006年の厚生労働省の発表では70%台に落ち込むとされています。

出産・育児を経て仕事との両立が困難であるのが主な原因であることは、全国的な調査で明らかになっています。この医師としての最初の10年間は、医療技術の習得と重なる30歳台の医師は、医育機関や第一線の医療機関で昼夜問わず激務をこなさなければなりません。

既に女性医師の割合の高い東欧諸国では、この年代の女性医師の就業率がほとんど低下しない国も数多く、日本とは異なる保育環境や職場環境などが整備されているのでしょう。このような先進諸国でも1970年台には、変化や整備に伴い、女性が働く国ほど子供が生まれているという調査結果がでているそうです。

わが国でも、女性にとって子供を生み育てるという素晴らしくも楽しい一時期を、仕事と無理なく両立できるという欲張りな願いがかなえば、少子化にも少し歯止めがかかるのかもしれません。

(続く)

 


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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:48 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年1月14日

金沢大学血液内科・呼吸器内科 女医会:女性医師の時代の足音(1)

今回からシリーズで、『女性医師の時代の足音が聞こえますか』をお届けいたします。

著者は、石川県予防医学協会理事(予防医学クリニック院長 )の、魚谷知佳先生です。魚谷先生は、私たちの金沢大学 血液内科・呼吸器内科(第三内科)のご出身です。管理人とは同世代の先生ですが、見事に仕事と家庭を両立されて、バリバリとご活躍中です。

今回からシリーズでお届けする記事は、私たちの同門会報に魚谷先生が2年前に掲載されているのですが、大変示唆に富む素晴らしい原稿ですので、日本中の多くの方にご覧いただけるように、御本人の許可のもと、ブログ記事としても公開させていただきます。

 

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女性医師の時代の足音が聞こえますか(1)

皆さんは我が医局の「女医会」なるものの存在をご存知でしょうか。この会が発足して早10年余りになるでしょうか。実態は一年に一度、女医仲間が集まって、仕事や職場の話に留まらず、家事育児、料理の話に噂話、内輪の情報交換を行う親睦会のようなものです。女性医師の待遇改善を求めて活動しようなどといった動きは、今のところ全くありません。

しかし参加させて頂くたびに、「女医さん」が年々増えて活躍されていることに驚かされます。

また何気ない会話から、仕事や家庭・育児との両立など、皆それぞれが様々な悩みを持って頑張っている姿に、お互いが励まされているようにも感じています。

私が入局した昭和60年、この頃は全国的に女子医学生の割合も、医療現場で働く女性医師の割合も、まだ10%未満と低い状況でした。また診療科によっては、女性医師の入局大歓迎という雰囲気にない医局がいくつもあったのも事実です。


しかし、我が医局は女性医師に広く門戸を開いて、家庭との両立を支援する姿勢を見せて下さったのが大変印象的でした。


当時医局にはお二人の先輩女性医師がおられ、まさに子育てと仕事の両立を実践されておられました。子連れで実験されたり医局行事に参加されたりする姿に勇気付けられ、また周囲の先生方が暖かく見守ってくださる様子に感激したのを覚えています。実際医局は女性医師に出産後の勤務先や研究期間などいろいろ考慮して下さり、今思えば私など本当に甘えさせて頂いたと感謝しています。

しかしその後徐々に女性医師の数が増えて、「女医会」が発足した頃にはかなり状況が変わってきたようでした。女性医師の割合は増えましたが入局者数が伸び悩むようになり、さらに新しい研修医制度が追い討ちをかけた形で医師不足が深刻化してきました。

関連病院へ希望とおりに医師を派遣することも難しくなり、女性医師も産休明け早々に現場復帰が求められるようになってきました。しかしこれは我が医局に限らず、若い女性医師を擁する診療科全てに共通する状況かと思います。

女性医師も働きたいのはやまやまですが、幼い子供を抱えていては、当直や急の夜間呼び出しなどにも対応が難しく、他にもいろいろな面で育児と仕事との両立に苦慮しているのは間違いありません。これまでそれぞれの医局が中心となって人事関係中心の女性医師支援をしてくださり、各関連病院でも当直免除などの特別対応をしてくださる場合がありました。

しかし今後ますます女性医師の割合が増える状況では、医局に頼った女性医師支援だけでは限界があるのは明らかだと思います。(続く:数回にわたるシリーズになります)

 


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