金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2012年12月27日

ASHレポート(2)米国国立衛生研究所 ヤング教授

ASHレポート(2)by 高見昭良

 
ASH2

 

斎藤千鶴先生は、再生不良貧血発症機序解明の鍵となる重要な研究成果を口演発表し、大いに注目を集めました。

発表が学会4日目と遅く、3日間プレッシャーにさらされていたはずですが、それを感じさせない堂々とした発表でした。

 

画像内左上は、質疑応答中の写真です。

ちなみに、左側の座長は米国国立衛生研究所のヤング教授です。

再生不良性貧血など造血不全の世界的権威であるだけでなく、中尾教授の元ボスでもあります。

教室からは他に2人が留学し、1人は今もスタッフとして活躍中です。

なお、ヤング教授が日本を訪れた際、電車移動中の短い停車時間に駅のキオスクへ猛ダッシュし、日本の鉄道模型(Nゲージ)を買いあさる姿を目撃し たことがあります。

国内外を問わずこの業界に鉄道オタクが多いことを示唆する重要な所見と思います。


<リンク>

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:08| その他