金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2014年02月09日

金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)入局後1年を振り返って(2)

金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)同門会報からです。

今回は「入局後1年を振り返って」です。

入局後1年を振り返って  鎧高健志 (平成24年度入局) 

2012年に金沢大学の第3内科に入局させていただき、2年目となりました。

現在私は初期研修のたすきがけという制度で2013年度より福井県立病院に勤務しております。

NHKで9月にプロフェッショナル仕事の流儀でも放送された林寛之先生、研修医当直御法度帳の著者寺沢秀一先生が研修医の教育にきてくださっていることから分かる通り救急部に大変力が入っています。

救急部は一見血液内科とは縁遠いように思えますが、各科をローテートしていれば必ず何かしらの急変が起きます。

2年目は1年に500例(1年目は1000例)を救急部で診ることが目標とされ、そのペースでERで働いているとそのような際に自信をもって診療にあたることができるようになったと思います。

少しでも早く血液の領域に携わりたいと思いつつ、医局の先生方の助言もあり血液内科以外の領域を研修しましたがそのような全科共通の技術は思いの外、自分の自信につながりました。

来年度のことを今から考えているのですが、自分の血液領域の知識を深めるのはもちろん、自分のできる新しい医局員がはいりたいと思えるような環境づくりをしたいです。

そんな中で外の病院から得た知識が役に立てばと思っています。

残りの研修もあとわずかとなりました。

来年度よりいよいよ始まる専門領域の仕事にわくわくしながら、みなさんと楽しく働ければよいなと思っています。

来年度よりたくさん教えを乞うと思いますがよろしくお願い致します。


<リンク>「臨床に直結する血栓止血学」

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ
研修医・入局者募集

参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)
 

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:18| 研修医の広場