金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2014年08月26日

悪性腫瘍(癌)と血栓症(7)MP/TF活性とDIC

悪性腫瘍(癌)と血栓症(6)化学療法、MP/TF活性より続く


悪性腫瘍(癌)と血栓症(7)
MP/TF活性とDIC

MP/TF活性が急性白血病のDIC発症と関連していとという報告もみられます。

Thaler J, et al. Clinical evidence for a link between microparticle-associated tissue factor activity and overt disseminated intravascular coagulation in patients with acute myelocytic leukemia. Thromb Res. 2014; 133: 303-5.

図2


急性白血病におけるMP/TF活性と血中Dダイマー


症例1、3、4:急性前骨髄球性白血病(APL)
症例2、5:急性骨髄性白血病
症例6:急性単球性白血病
症例7:急性骨髄単球性白血病。

症例1&2のみ播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併しています(D-ダイマーも高値です)が、この2症例ではMP/TF活性が明らかに高値です。

(続く)


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血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
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参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)
 

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:22| 血栓性疾患