金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2011年12月24日

リンパ腫など:金沢大学血液内科試験問題


平成23年度 金沢大学血液内科学系統講義試験:細胞移植学(血液内科)<問題の紹介と正答>

今回は、リンパ腫、MDSほかの問題です。

参考:悪性リンパ腫の診断



問8.    骨髄異形成症候群に関する記載のうち誤りはどれか。


(1)    がん化学療法の進歩に伴い、二次性が増加している。
(2)    血球減少と形態異常によって診断される症候群である。
(3)    ほとんどの例で染色体異常が検出される。
(4)    貧血がある例では、網状赤血球の増加がみられる。
(5)    60歳以上の患者では同種造血幹細胞移植の適応はない

a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)

(正答)
e


問9.    リンパ系腫瘍に関する記載のうち正しいのはどれか。

(1)    B細胞リンパ腫の中では濾胞性リンパ腫がもっとも多い。
(2)    ホジキンリンパ腫においてEBウイルスが関与していることは稀である。
(3)    成人T細胞性白血病/リンパ腫では皮膚病変がしばしばみられる。
(4)    高悪性度リンパ腫ではKi67陽性細胞の割合が高い。
(5)    リンパ形質細胞性リンパ腫では通常IgMの単クローン性増加がみられる。

a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)

(正答)e


問10.    次の組み合わせのうち正しいのはどれか。


(1)    マントル細胞リンパ腫−ヘリコバクター・ピロリの除菌
(2)    びまん性大細胞型B細胞リンパ腫−R-CHOP療法
(3)    中枢神経系B細胞リンパ腫−高用量メトトレキサート療法
(4)    ホジキンリンパ腫−ABVD療法
(5)    節外性NK/T細胞リンパ腫−リツキシマブ

a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)


(正答)d



参考:造血幹細胞移植入門(インデックス)


【リンク】
 
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:45| 医師国家試験・専門医試験対策